漫画制作はどこに依頼できる?知っておきたい依頼時のポイントとは
商品やサービスを紹介するのにさまざまな販促方法がありますが、そのなかのひとつに漫画があります。漫画だとパッと見ることができるので、幅広い人に見てもらえる可能性が高いアピール方法です。今回は漫画制作を頼む場合どこに頼むのか、依頼する際にどんなポイントがあるのかについてご紹介します。
漫画制作の依頼先とは
漫画制作の依頼先はどんなところがあるのでしょうか?いくつかご紹介します。
個人に依頼する
漫画を描いてもらいたい人やイメージがはっきり決まっている場合、まずは特定の漫画家に漫画を描いてもらえるかどうか依頼してみるのがおすすめです。外注依頼をしていない、忙しいので依頼を受けてもらえない、費用が高いといった場合はあきらめてほかの方に依頼しましょう。
個人の漫画家に依頼する場合、ホームページやSNSなどに記載されている連絡先から本人やマネージャーとやり取りをする形になるでしょう。
クラウドソーシングサービスを利用して依頼する
クラウドソーシングサイトには漫画のスキルを売りたいワーカーが登録しているので、その中から条件に合う人を探す形になります。クラウドソーシングサイトを利用すれば、何かトラブルがあった際に運営が間に入ってくれるため安心です。
広告代理店や専門の制作会社に依頼する
漫画制作を依頼するのがはじめて、なるべく労力をかけたくないなどといった場合は広告代理店に依頼するのがおすすめです。広告代理店に依頼すると依頼費が高額になりやすいですが、細かい打ち合わせなどを行ってくれたり納期を守って納品してくれたりするので安心感があります。
漫画制作専門の会社に依頼すればたくさんの漫画家がいるためイメージにマッチするものが制作してもらえるでしょう。しかし会社に依頼する形になるため特定の漫画家を指定するといったことは難しくなります。依頼する会社の特徴を確認してから仕事を依頼するようにしましょう。
漫画制作を依頼するメリット
漫画制作を依頼するメリットはどんな点があるのでしょうか?詳しく解説します。
高い販促効果を得られる可能性が高い
漫画制作のプロに制作を依頼することで、読者の目を引く漫画、商品を魅力的にアピールできる漫画が仕上がる可能性が高いです。社内の不慣れな人材に任せて時間をかけてクオリティの低い漫画ができるより、外注してしまったほうが効率がよいといえるでしょう。
誰から見ても分かりやすい作品に仕上がる
社内で漫画を作成すると客観性に欠けてしまうケースがあります。社内の人間から見ると分かりやすい内容だと思っても、商品を何も知らない人から見るとよく分からないといった漫画になっているのに気がつかない場合も。
漫画を外注することで客観的に見ても分かりやすく、さらにプロから見て集客力の高い作品作りが期待できるでしょう。
漫画制作を依頼するデメリット
漫画制作を依頼するデメリットは何かあるのでしょうか?詳しく解説します。
費用がかかる
漫画を描くにはスキルや作業時間が必要です。そのためある程度の費用がかかり、広告代理店などに依頼すると費用が高額になりがちです。しかし個人の漫画家とやり取りする場合、メールや電話でやり取りしたりクラウドソーシング上でやり取りしたりと多少の手間がかかります。
予算が少ないと依頼先が限られる可能性も。予算に応じてどんな依頼方法が可能かどうか確認しておきましょう。
時間がかかる
漫画制作を依頼すると依頼から完成まで時間がかかります。依頼内容の確認や契約、シナリオやデザイン、セリフの確認、修正などさまざまな工程があり、修正内容が多いと作業時間が余計にかかり費用が追加されることもあります。
はじめて漫画制作を依頼する場合は時間に余裕を持って依頼するのがおすすめ。依頼時に契約内容や著作権の扱いなどについてはしっかり確認しておきましょう。
漫画制作を依頼するときのポイント
漫画制作を依頼する上で気をつけなければいけないポイントはあるのでしょうか?詳しく解説します。
決められることは事前に決めておく
漫画制作を依頼する際に予算や納期が決まっていないまま依頼してしまうと、依頼された側も困ってしまいます。
依頼を受ける側もさまざまな仕事を並行して行っているため、納期がいつまでなのかが決まっていないとどれくらい優先度を上げて作業する必要のある依頼なのか、それに応じた依頼金額なのかを判断できません。最低限、予算や納期を決めておきましょう。
下準備をしっかりしておく
漫画の条件、内容をある程度まとめておき、依頼する際にスムーズに伝えられるよう準備しておきましょう。どのような目的で漫画を活用したいのか、どんな人をターゲットにした漫画を描いてほしいのかを外注先にしっかり伝えることで狙い通り効果が出る漫画ができるかが決まってきます。
また漫画のイメージ、内容などの構想があるのであればそれもまとめておきましょう。ストーリーの展開やどんなテイストがよいか、カラーか白黒なのか、ページ数はどれくらいなのかなど細かいところがある程度決まっていればその分漫画もスムーズに制作しやすくなります。
まとめ
さまざまな広告媒体がありますが、長い文章や動画だと視聴者が見る手間がかかってしまい思ったように見てくれない場合があります。その点、漫画はパッと見ただけで目を引き短時間で目を通してもらえるので多くの人の目にとまる可能性があります。
漫画制作を外部に依頼しようと思ったら、下準備をしっかりしたり、依頼先はどんなところに頼むのか決めたりといった作業があります。
どんな漫画を制作してほしいのかを明確にしておくことでクオリティの高い漫画ができるかどうか決まるので、下準備をしっかりしたり外注先とのコミュニケーションをこまめに取ったりすることをおすすめします。